ビジネスブログ|株式会社四国アシスト

株式会社四国アシスト
2016年09月02日 [日記]
aizu先日徳島で開催された「再生可能エネルギーのちから」でパネラーの一人として出席されたのが、「会津電力株式会社」で常務をされている、折笠氏。この会社は東北大震災で被災した福島原発の影響を受け、「地域で自立した電気エネルギー」確保の必要性に迫られ企業されたとの事でした。
 「地域社会の自立」というものが前提にあり、太陽光はもちろん、小水力・木質バイオマス・またその熱エネルギーから得られた収益を、地元資本として有効に活用して頂いている様子。‟小規模分散型”の特徴としては、休耕田畑などの地域に点在している「未使用の土地」を、太陽光発電所として有効活用出来たり、農業用水路では‟小水力発電所”として安定した電力を供給することもあげられます。また、山間部であれば‟木質バイオエネルギー”を使った発電所や、燃焼させる事で得られる‟熱エネルギー”も様々なシーンで活用できる訳です。
 特に‟木質バイオマス”については、里山に放置された山林から木材を搬出して利用できれば、治山治水にもつながるのではないでしょうか。このような『小規模分散型発電』によって造られた‟電気エネルギー”や‟熱エネルギー”は、今後様々な施設でかなり有効に利用できると思います。


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